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ひと手間で心もよろこぶ リメイク&アレンジレシピ集
ゆたんぽカバー
お布団に入ったとき、ひんやり冷たいのって嫌ですね。電気毛布や電気アンカ、ふとん乾燥機で温める方もいますが、古くから家庭で愛用されてきたゆたんぽを使ってみませんか。
その日の気温に合わせて、ぬるめのお湯、熱めのお湯・・・と自分で温度を調整するのも楽しいものです。くつろぐときに、お腹に抱えたり足元に置いたりしてもほっと和みます。今回ご紹介するゆたんぽカバーは、セーターを圧縮フェルトにして作るので、お気に入りだったセーターで作れます。きっと寒い夜も温かく過ごせますね。
ゆたんぽの縦周囲と横周囲を測り、カバーサイズを決めます。 表布・裏布それぞれ2枚ずつ、計4枚カットします。 入れ口と、入れ口から5cmを残して、表布・裏布を中表にそれぞれ縫います。
表布のみ表に返して、裏布を表布の中に入れて、入れ口を縫います。 表布と裏布の端を1cm内側に折り、表布と裏布を合わせて端を縫います。 左右それぞれに結び目が出るように紐を2本通して、完成。
A:ゆたんぽ B:ウール100%のセーター(裏用と表用の2枚) C:紐(80cmを2本) D:ミシン E:ミシン糸、ハサミ、チャコペン、メジャー F:マチ針
材料(photo A~F)
ゆたんぽ、ウール100%のセーター(裏用と表用の2枚)、紐(80cmを2本)、ミシン、ミシン糸、ハサミ、チャコペン、メジャー、マチ針

作りかた
圧縮フェルトを作ります。
作り方は、はじめてママのつくる時間「ぽかぽかルームソックス」を参照ください。
  1. ゆたんぽの縦周囲と横周囲を測り、カバーサイズを決めます。カットする布のサイズは、縦(a÷2+5cm)、横(b÷2+3cm)です。底側のゆたんぽの丸みは、セーターの上にゆたんぽを乗せて、位置を確認しながら描くときれいにカーブがでます。入れ口側は、丸みを作らず、直線にします。
  2. 表布・裏布それぞれ2枚ずつ、計4枚カットします。
  3. 入れ口と、入れ口から5cmを残して、表布・裏布を中表にそれぞれ縫います。表布は1cm内側、裏布は1.5cm内側を縫います。ミシンのジグザグ縫い機能を使うとセーターの目をしっかり押さえてほつれを防いでくれます。直線縫いのミシンの場合、2度縫いしてください。手縫いの場合、返し縫いしてしっかりと縫ってください。
  4. 表布のみ表に返して、裏布を表布の中に入れて、入れ口を縫います。まず、表布を折り返すため、裏布の入れ口を3cmカットします。
  5. 表布と裏布の端を1cm内側に折り、表布と裏布を合わせて端を縫います。入れ口は表布を裏布側へ端を5mm、次に3cm折り込み三つ折りします。2mm内側を縫います。
  6. 左右それぞれに結び目が出るように紐を2本通して、完成。
one point

表布には、コットンやシルクのセーターなどを使用しても肌触りがやさしくていいですね。コットンやシルクは圧縮フェルトにはならないので、よりしっかりと縫ってください。

※お子さんがケガをしないよう、道具などの取り扱いにはご注意ください。
監修:mican

東京都在住。
名古屋芸術大学美術学部洋画科版画コース卒業。
現在organic cotton shop
パチャマーマにて月に2回手作り教室を開催中。
監修:mican homepage
撮影:石黒健治

 
   
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